2010年10月13日水曜日

FOMC議事録

10月12日(現地時間)、米国のFRB(連邦準備理事会)は、FOMC議事録(9月21日分)を公表しました。


この議事録には、


・追加的な金融緩和がいずれ適切になる可能性があるとの認識
・一時的に高めのインフレ率を容認する物価水準目標の議論
・GDP成長率に関する目標を明示する可能性についての議論


などが記載されていました。


11月にFRBは一段の金融緩和策を打ち出すのかどうか、10月8日に公表された米国の雇用統計は全体的には弱い内容だったものの、民間雇用がプラスになったことなどから、市場では11月に追加的な金融緩和が行われたとしても小幅になるとの見方が出ていました。


今回のFOMC議事録で、市場では再び期待が高まっているように見えます。


今後の推移が見守られるところかと思います。