9月30日(現地時間)、公表された米国の先週分(8月25日終了週)の新規失業保険週間申請件数は45万3千件、前週比マイナス1万6千件となりました。
事前の大方の市場予想よりマイナス幅(=改善幅)は大幅だったと言えます。
トレンドを示す4週間移動平均は45万8千件、前週比マイナス6250件となりました。
同日、FRBのバーナンキ議長は、講演で、「米国の失業率は依然高過ぎ、回復のペースは依然遅い」とコメントしました。
今回の新規失業保険週間申請件数の市場予想以上の改善は好ましいニュースですが、現時点では、FRBは11月に追加緩和に踏み切る可能性が高いと推定します。
今後の推移を見守りたいと思います。