10月3日(現地時間)、ブラジル大統領選の投開票が行われ、過半数を確保できた候補はおらず、10月31日に決選投票が行われることになりました。
およそ1週間前には与党・労働党のルセフ候補が過半数を獲得することは確実とみられていましたが、最近、同候補周辺での腐敗事件などが明らかになったことなどが影響したものとみられます。
しかし、ルセフ候補は得票で1位と依然として最有力候補です。
人気の高い現政権ルーラ大統領の支持も得ており、順調にいけば、ブラジル初の女性大統領が誕生する可能性が高いと言えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。