10月28日(現地時間)、公表された米国の先週分(10月23日終了週)の新規失業保険週間申請件数(季節調整済)は43万4千件、前週差マイナス2万1千件となりました。
事前の大方の市場予想は横ばい乃至増加であったところ、予想外の減少(=改善)となったと言えます。
トレンドを示す4週間移動平均は45万3250件、前週差マイナス5500件となりました。
今回の公表結果で週間ベースの数字を、市場では好ましい動きと受けとめたようです。
週間ベースでの数字は大きく振れる傾向があり、トレンドは4週間移動平均が重要と言えます。
今後、継続的に雇用状況の改善を示唆していくのかどうか、その推移が見守られるところかと思います。