英国では、財政赤字削減のため、歳出削減を進めています。
歳出削減は、今後4~5年で11兆円近くに達するようです。
削減分野は、福祉予算や教育などにも及ぶようです。
例えば、大学に対する補助金を削減し、その結果、大学の授業料は値上げになる可能性が高そうです。
10月20日には英国政府は、5年後に財政赤字を実質ゼロにする計画を発表する見通しです。
現政権に対する反発は避けられない情勢ですが、危機的な財政状態を脱したとみられる英国財政にとって歳出削減を逆戻りする決断は困難とみられます。
財政再建の行方、政権運営など今後の推移が見守られるところかと思います。