10月26日(現地時間)、公表された米国の8月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数(20都市圏、季節調整済)は148.59、前月比マイナス0.3%となりました。
20都市圏中、15都市圏が前月比マイナス、5都市圏が同プラスでした。
今回、前月比マイナスは2ヵ月連続となりましたが、これは米国全体の動きによるものと言えます。
しかし、地域別にみると2ヵ月連続のマイナスは6都市圏でした。
こうした指数の動きからすると、米国の住宅価格は軟調に推移しているものの、現時点の方向感として下落に向かって進んでいるまでには見えません。
米国の住宅価格は2003年から2004年当時の水準にあります。
今後の推移が見守られるところかと思います。