タイで、タクシン支持派のデモ隊と政府の治安部隊が衝突しています。
日本人カメラマン(村本博之さん)が死亡するなど多数の死者が出ています。
こうした中、タイのバンコク株式市場のSET指数の終値は789.66(THB)、前日比プラス0.73%となりました。
市場では、タイ株に対する強気の見方も出ているようです。
しかし、外国人投資家はタイ株を売り越しているようです。
タイにおけるこうした政治的、社会的な対立に起因する混乱は、観光収入の減少などによりタイの経済成長にとってマイナス要因として働くと考えます。
新興国株式投資は、適切なリスク評価を踏まえて行うことが重要と考えます。
タイの政情と政策対応の推移を見守りたいと思います。