4月4日(現地時間)、オーストラリア沖で中国籍の船舶が座礁し、油が漏れているようです。
今のところ油漏れの規模は大きくないようですが、この船舶は、石炭専用船で、1000トンの燃料を積載していると言われ、油漏れの規模拡大の可能性が指摘されています。
座礁した場所はクイーンズランド州付近の海域で、世界最大の珊瑚礁、グレートバリアリーフへの悪影響が懸念されています。
今回の座礁事故は、同海域における船舶の航行問題に議論が発展する可能性があり、仮に、クイーンズランド沖の航行が制限されると、例えば、ニューサウスウェールズ州にあるマウントソーレーイ炭鉱の石炭のコストが上昇する可能性があるのではないかと推定します。
今後の推移が見守られるところかと思います。