4月16日(現地時間)、公表された米国の4月のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は69.5、前月比マイナス4.1ポイントとなりました。
大方の市場予想は、プラスを予想していたところ、予想外のマイナスになったと言えます。
ミシガン大消費者信頼感指数は、米国の消費者心理を表し、消費の先行きをうらなう指標と理解されます。
先日、4月14日(現地時間)、公表された米国の3月の小売売上高(季調済、速報値)は前月比プラス1.6%と3カ月連続のプラスになりました。
しかし、今回の4月のミシガン大消費者信頼感指数の結果からすると、米国の先行きの消費の減速を示唆したように見えます。
個人的には、現状、新規失業保険申請件数が2週連続して悪化したことも勘案すると、米国景気の先行きは慎重な見方が適当ではないかと思います。
今後の推移を見守りたいと思います。