4月29日(現地時間)、公表された米国の先週分(4月24日終了週)の新規失業保険週間申請件数(季節調整済)は44万8千件、前週比マイナス1万1千件となりました。
事前の大方の市場予想はマイナス予想(=改善)であったところ、予想通りマイナスになったと言えます。
トレンドを示す4週間移動平均は46万2500件、前週比プラス1500件となりました。
先週分の件数はマイナスとなりましたが、トレンドを示す4週間移動平均はプラスとなっていることからすると、米国の先行きの失業率の改善は足踏みすることを示唆しているように見えます。
米国の新規失業保険申請件数はブレが大きい指標でもあり、今後の推移を見守りたいと思います。