4月7日(現地時間)、公表された米国の2月の消費者信用残高は2兆4479億ドル、前月比マイナス115億ドル、年率換算マイナス5.6%となりました。
マイナスが続いていた米国の消費者信用残高は、1月にプラスに転じ、大方の市場予想は2月もプラスになると予想していました。
今回、予想に反してマイナスになったと言えます。
内訳をみると、リボ払いが年率換算マイナス13.1%、非リボ払いが同マイナス1.6%となりました。
新車向けローンの金利が前月の3.94%から4.72%に大きく上昇しました。
個人的には、米国の雇用回復と消費者信用残高の増加がエンジンとなって米国の消費が回復していくシナリオを期待していましたが、消費者信用残高の回復は足踏みしているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。