8月24日(現地時間)、公表されたEUの6月のユーロ圏鉱工業受注は前月比プラス3.1%となりました。
これは、事前の大方の市場予想を上回る水準と言えます。
市場では、ユーロ圏の景気回復を示唆する内容とポジティブに受けとめたようです。
船舶・航空機・列車を除く鉱工業受注は前月比プラス1.9%でした。
単月ながら、前月比プラスとなったのは、良い兆しと思います。
ただ、欧州委員会によると、7月の設備稼働率は過去最低で、設備投資が大きく伸びる状況にはないように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。