8月11日(現地時間)、ミャンマーで、米国人男性を自宅に不法滞在させたとして国家防御法違反罪に問われたアウン・サン・スー・チー氏に対する判決が言い渡されました。
判決は、当初、執行猶予付き実刑3年の判決を言い渡されましたが、軍事政権側が判決後に自宅軟禁1年半への減刑を発表しました。
これで、ミャンマーで来年前半にも予定される総選挙とその後の民政移管が、アウン・サン・スー・チー氏抜きで行われることが確実になりました。
国際的に非難が強まっていますが、アウン・サン・スー・チー氏の来年の選挙への出馬は容易ではないとの見方が強いようです。
ミャンマーは北朝鮮と核分野での協力が懸念されています。
ミャンマーへの国際的な制裁の強化、アウン・サン・スー・チー氏の処遇、ミャンマーと北朝鮮との関係など、今後の推移が見守られるところかと思います。