8月4日(現地時間)、公表されたEU(欧州連合)の6月のユーロ圏PPI(生産者物価指数)は前月比プラス0.3%、前年比マイナス6.6%となりました。
11カ月ぶりの前月比プラスでしたが、前年比での大幅なマイナスは、デフレリスクが強く懸念されます。
市場では、ECB(欧州中央銀行)の金融緩和政策が長期に継続されるのではないかとの見方が出されているようです。
8月6日、ECBは理事会を開催予定です。どのようなメッセージが出されるのか、今後の推移が見守られるところかと思います。