8月6日(現地時間)、公表された米国の先週分(8/1終了週)の新規失業保険週間申請件数は55万件、前週比マイナス3万8千件となりました。
4週移動平均の新規失業保険週間申請件数は55万5250件、前週比マイナス4750件となりました。
今回の失業保険申請件数は、4週移動平均の新規失業保険週間申請件数が継続してマイナスを示し、先行きの景気に関し好ましい兆しを示したと言えます。
8月7日に公表される米国の7月の雇用統計の内容も好ましい兆しが確認されるのかどうか注目されるところかと思います。
8月6日(現地時間)、公表された米国の7月の小売売上高(既存店ベース)は、前年比マイナス5.1%となりました。
6月は同マイナス4.9%でした。
昨年7月に実行された免税措置(タックスフリー・ホリデー)が今年はなかったことも影響したようですが、基本的には、高い失業率などを背景に厳しい消費動向を反映したものと考えられます。
今後、雇用情勢が改善に向かい、消費も回復していくのかどうか、今後の推移が見守られるところかと思います。