8月17日、公表された日本の2009年4-6月期のGDP(実質国内総生産)は前期比プラス0.9%、年率換算プラス3.7%となりました。
前期(2009年1-3月期)は、前期比マイナス3.1%でした。
日本のGDPは、先行きの不透明さは拭えないものの、とりあえず最悪期を脱したと言えます。
今回、GDPが前期比でプラスとなった主な要因は外需の回復でした。
ただ、設備投資は前期比マイナス4.3%と前期の同マイナス8.5%に比較してマイナス幅は縮小しましたが、依然マイナス圏にあります。
需給ギャップの大幅マイナスは続いているものの、マイナス幅は前期に比べ縮小したとみられます。
需要の回復の行方、為替の動向などが気になるところです。
今後の推移が見守られるところかと思います。