2009年8月19日水曜日

米国の7月のPPI(卸売物価指数)

8月18日(現地時間)、公表された米国の7月のPPI(卸売物価指数、総合指数)は、前月比マイナス0.9%、前年同月比マイナス6.8%となりました。


食品・エネルギーを除くコア指数は前月比マイナス0.1%、前年同月比プラス2.6%となりました。


上記は何れも最終財PPIですが、これを財CPIの先行指標としてみると、先行きの消費者物価は、インフレの懸念は弱いと言えます。


FRBの金融政策は、出口戦略に踏み出していると考えられますが、利上げの時期は先になる可能性が高いことを示唆していると考えることが可能かと思います。


今後の推移が見守られるところかと思います。