8月6日(現地時間)、ECB(欧州中央銀行)は、引き続き、政策金利を1%に据え置くことを決定しました。
また、カバードボンド買い入れ総額(600億ユーロ)を縮小する意向がないことを明らかにしました。
同日、BOE(イングランド銀行)は、引き続き、政策金利を0.5%に据え置くことを決定しました。
また、資産買い入れプログラムの枠(現行1250億ポンド)を増額(1750億ポンドに引き上げ)することを決定しました。
市場では、BOEが資産買い入れプログラムの枠を増やすかどうか注目が集まっていました。
BOEは資産買い入れプログラムの枠を増やさないとの見方も少なくなかったように思います。
英国では、景気底入れの兆しが見られますが、BOEは、市場が考えているも経済状況は厳しいと見ているのかもしれません。
今後の推移を見守りたいと思います。