8月10日、公表された日本の6月の機械受注統計によれば、船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は7328億円、前月比プラス9.7%となりました。
前月比プラスとなったのは、4ヵ月ぶりでした。
船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、設備投資の先行指標と理解され、前月比プラスとなったことは、先行きの設備投資の増加を示唆していると言えます。
市場は、今回のプラスをポジティブサプライズとして前向きに受け止める向きが多いようです。
ただ、7-9月期見通しはマイナス8.6%となっており、まだ設備投資の先行きを楽観できる状況にはないように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。