7月11日、日本の参院選の投票が行われ、与党は参院で過半数を割り込むことになりました。
今回の参院選で民主党は44議席と、改選を10議席下回る議席にとどまりました。
菅首相の指導力は低下し、民主党内の消費税増税議論は後退するものとみられます。
選挙前、市場では、2014年の消費税増税実施、2013年の消費増税前かけこみ需要をシナリオに織り込む動きにありましたが、こうしたシナリオも見直しを迫られる可能性があると思います。
管首相は選挙後も超党派の協議を呼びかける考えに変わりがないと表明しており、今後の推移が見守られるところかと思います。
今回の参院選獲得議席数
自民党51
民主党44
みんなの党 10
公明党 9
共産党 3
社民党 2
たちあがれ日本 1
新党改革 1
国民新党 0