アフガニスタン、パキスタンへの国際社会の取り組みが進みそうです。
7月18日(現地時間)、米国のクリントン国務長官は、パキスタンを訪問しました。
パキスタンでは、最近、反米感情が高まっているなど、米国とパキスタンの関係はぎくしゃくしていました。
今回、クリントン国務長官は、パキスタンにおける民主主義と経済関係の発展により同地域の安定を目指すとして、パキスタンに対する経済的な支援を約束しました。パキスタン政府はこれを歓迎すると表明しました。これにより、水道や電気などのインフラ整備が進むことが期待されます。
7月20日、アフガニスタンの首都カブールで、アフガン復興支援をめぐる国際会議が開催されます。
アフガニスタンに駐留している外国軍からアフガニスタンへの治安権限の移譲、外国軍の撤退に向けた出口戦略が協議される予定です。
こうした動きにより、アフガニスタン、パキスタンに関する安全保障の改善が進展することが期待されるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。