7月20日(現地時間)、公表された米国の6月の住宅着工件数(季節調整済、年率換算)は54万9千戸、前月比マイナス5%となりました。
前月比マイナスは2カ月連続となりました。
地域別では、
南部:28万1千戸 マイナス2.4%
北東部:6万3千戸 マイナス11.3%
中西部:9万4千戸 マイナス6.9%
西部:11万1千戸 マイナス5.9%
でした。
6月の住宅着工許可件数(同)は58万6千戸、前月比プラス2.1%となりました。
前月(5月)のマイナスから、今回、プラスに転じました。
市場では、米国景気が二番底に陥るリスクが強まったとの見方が出ているようです。
今回、事前の大方の市場予想より低い結果が示されたことからすると、少なくとも市場が考えているよりも足元の米国の住宅市場は弱いように見えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。