7月26日(現地時間)、公表された米国の6月の新築戸建住宅販売件数は年率33万戸、前月比プラス23.6%となりました。
前月(5月)のマイナス36.7%からプラスに反転しました。
ただ、依然として年率換算での販売戸数は、過去の平均を大きく下回っており、米国の新築住宅市場は回復途上にあると言えます。
住宅在庫は21万戸、前月比マイナス1.4%となりました。
前月(5月)は、米政府による住宅減税の4月30日の終了による反動で、大きく落ち込むことは予想されていました。
6月以降も住宅販売件数は落ち込んだままになる可能性があると思って見ていましたが、予想外に早い回復との印象を受けました。
単月ながら、良好な兆候を見せたと言えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。