7月1日(現地時間)、公表された中国の6月のPMIは52.1、前月比マイナス1.8ポイントとなりました。
景気の分かれ目である50を上回っており、景気は拡大していると思いますが、リーマンショック前の水準を下回るペースに減速してきていることが明確になりつつあるように見えます。
ニューヨーク原油先物相場は続落しています。
雇用統計の結果を嫌気したようですが、リーマンショック後、原油価格と相関を強めている中国の生産状況が減速に向かうとすれば、当面、原油価格は高騰に向かう可能性は低いと考えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。