7月28日(現地時間)、公表された米国の6月の耐久財新規受注は前月比マイナス1.0%となりました。
前月比マイナスは2カ月連続となりました。
事前の大方の市場予想は、前月比プラスであったところ、予想に反してマイナスになったと言えます。
今回の前月比マイナスは、振れの大きい非国防航空機・部品がマイナス25.6%と大きく落ち込んだことが大きく影響しました。
民間設備投資の先行指標である航空機除く非国防資本財はプラス0.6%でした。
ちなみに、航空機を除く非国防資本財受注は4-6月はプラス25%(年率換算)、1-3月は同プラス15%でした。
先行きの米国の設備投資は増加が期待されるところ、今後の推移が見守られるところかと思います。