7月21日(現地時間)、米国のオバマ大統領は、金融規制改革法案に署名しました。
これにより、同法は成立しました。
同法は、世界大恐慌後の1930年代以来の改革と言えます。
同法は
・金融危機への対応
・リスク取引の制限
・消費者保護
を柱としています。
金融業界からは、新法に対して批判的な見方が出されています。
今後、同法により米国の金融機関の活動、米国の一般消費者のクレジットカード取得、破綻金融機関の処理などが変化していくとみられます。
個人的には、当面の課題にはうまく機能するかもしれないが、長い目でうまく機能するかどうかはやってみないとわからないという気がします。
こうしたタイミングで、日本が魅力ある金融市場規制の緩和や改革を打ち出せば、国際的な関心を高め、日本の金融市場の活性化に繋がるのではないかと個人的には思いますが、今のところそうした意見は市場では見当たらないようです。
今後の推移が見守られるところかと思います。