7月28日(現地時間)、公表された7月のユーロ圏の景況感指数は101.3、前月差プラス2.3ポイントとなりました。
2年4ヵ月ぶりの高水準でした。
事前の大方の市場予想を上回る予想外のプラスだったと言えます。
今回のプラスは、ドイツの底堅い数字が全体の景況感を押し上げました。
世界経済の回復と外需拡大に伴い、ドイツの輸出産業は勢いを増しており、ドイツでは失業者数が13カ月連続で減少するなど雇用情勢も改善に向かっています。
ソブリンリスクに対する懸念が指摘されるユーロ圏ですが、ドイツ経済は堅調に推移しているようです。
今後の推移が見守られるところかと思います。