7月8日(現地時間)、公表された米国の5月の消費者信用残高(季節調整済)はマイナス91億ドル、年率換算マイナス4.5%となりました。
前月(4月)は速報値のプラス10億ドルから大幅に下方修正され、マイナス149億ドル、年率換算マイナス7.3%となりました。
5月の内訳をみると、リボ払いがマイナス10.5%、非リボ払いがマイナス1.4%と、リボ払いが大きくマイナスになっています。
失業率が高止まりしていることなどからすると、消費者信用に関する金融機関の審査が大きく緩和していく可能性は低く、週間労働時間の上昇や消費者心理の改善が先行きをうらなう上で重要と考えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。