7月6日(現地時間)、 オーストラリアの中央銀行は、政策金利(オフィシャルキャッシュレート)を据え置くことを決定しました。
同日、公表されたオーストラリアの5月の貿易収支(季節調整済み)は16億4500万豪ドルの貿易黒字と、事前の大方の市場予想を大幅に上回る黒字幅になったことからすると、金融引き締めに向かってもおかしくないところでした。
オーストラリアの輸出の伸びは、中国とインドの需要によるところが大きいと言えますが、中国の景気拡大ペースは減速に向かっていると考えられるところ、オーストラリアの中央銀行は強気の見方にあるように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。