2010年7月25日日曜日

大手鉄鋼会社系の立体駐車場管理会社

知り合いから聞いた話だが、分譲マンションの立体駐車場管理の費用として毎月約90万円を支払っており、かねて、高すぎるとの見方が出されていたとのことだった。


最近、件の立体駐車場の管理会社から管理内容について説明があったとのこと。


立体駐車場の管理会社から、毎月の管理に関し、ロープが切れたり細くなっていないか、駐車場パレットにガタツキはないかなどを確認しているとの説明があった。


人数は1回あたり3人から4人で作業し、作業をする人は特別な資格を有するものではなく、また、高価な検査装置を使うわけでもないとのこと。


厳しい収益状況にある法人取引では考えられないほどの緩い条件との印象で驚きました。


管理会社には危機感がなく、「契約でそうなっている」との話だったそうだ。


ちなみに、管理会社は大手鉄鋼会社のグループ会社で、旧財閥系不動産会社のレジデンシャルと親しく事業を展開しており、今回も、「ウチは○○と親しくしています」との説明だったとのこと。


果たして管理会社の担当者は、どの程度本気で思っているのか、傍目からは、どうも呆れるばかりの話との印象だった。


最近、大企業の景況感の回復は中小、中堅企業より強いが、このマンションのような営業実態の積み重ねが背景にあるとすれば、ガッカリする。