7月21日、公表された日本の7月の主要銀行貸出動向アンケート調査がによれば、過去3カ月の資金需要判断DIは、
企業向け マイナス17、前回比マイナス7
地方公共団体向け プラス6、同マイナス9
個人向け マイナス2、同マイナス2
となりました。
銀行の実感としては、何れの借入主体も資金需要は後退しているようです。
企業向け資金需要が弱い理由としては「設備投資の減少」、「売上の減少」、「資金繰りの好転」、「手許資金の取り崩し」が多かったと言えます。
個人向け資金需要が弱い理由としては住宅ローンについては「住宅投資の減少」、消費者ローンについては「個人消費の減少」がそれぞれ多かったと言えます。
今後、3ヵ月の見通し(DI)としては
企業向け マイナス2、前回比プラス3
地方公共団体向け ゼロ、同マイナス9
個人向け マイナス1、同プラス6
となりました。
銀行の実感としては、先行きの企業向け、個人向けの資金需要は現在より改善すると見通しているようです。
今後の推移を見守りたいと思います。