現在、韓国の釜山でG20が開かれています。
今回はギリシャ財政問題などソブリンリスク問題などが議題になります。
日本も大幅な財政赤字を抱えており、他人事ではありません。
今回の参加国の大勢は、財政赤字削減を優先事項としているようです。
残念ながら、日本は、峰崎直樹財務副大臣が最終日だけ出席するものの、新首相に選出された菅直人財務相が欠席したことで、今回の議論では存在感が薄いとの印象です。
仮に、日本が国際的な存在感を低下していくとすれば残念であり、また、一部報道によれば、国際的な金融規制の調整において日本が蚊帳の外に置かれているのではないかとの見方も出されており、事実とすれば日本にとって憂慮されることです。
日本の新政権がこうした問題にどう取り組んでいくのか、その行方を見守りたいと思います。