6月2日(現地時間)、公表されたユーロ圏の4月のPPI(生産者物価指数)は前月比プラス0.9%、前年比プラス2.8%となりました。
今回、エネルギー価格と中間財がプラスに寄与したようです。
5月31日(現地時間)、公表されたユーロ圏のCPI(消費者物価指数、速報値)は前年比プラス1.6%となりました。
ソブリン信用不安の問題を抱えるユーロ圏で、物価が抑制されていくのかどうか、仮に、物価が想定以上に上昇すれば、金利引き上げの圧力が高まることになり、ユーロ経済のにとっては抑制要因になろうかと思います。
今後の推移が見守られるところかと思います。