6月17日(現地時間)、スイスの中央銀行は、政策金利の据え置きを決定しました。
事前の大方の市場予想も据え置きを予想しており、予想通りの結果だったと言えます。
スイスの5月の消費者物価指数は104.6、前月比マイナス0.1%となりましたが、これはユーロ安を背景とするフラン高が影響しているものと思われます。
この点、今回、スイスの中央銀行は、フラン高がデフレにつながるリスクがあれば、あらゆる措置を講じるとの方針を示しました。
今年は各国の金融政策の出口戦略が注目されていますが、今後の推移を見守りたいと思います。