6月29日、公表された日本の5月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100、季節調整済)は95.9、前月比マイナス0.1%となりました。
5月は、生産、出荷が低下、在庫、在庫率は上昇しました。
今回公表された製造工業生産予測調査によれば、6月は前月比プラス0.4%、7月は同プラス1.0%となりました。
6月のプラスは、一般機械工業、電気機械工業、化学工業等により、7月のプラスは、化学工業、一般機械工業、輸送機械工業等によります。
5月の実現率がマイナス0.6%、6月の予測修正率がマイナス0.5%となったということは、当初の想定よりも需要が弱かったことを示しています。
しかし、前月調査では、実現率マイナス2.0%、予測修正率マイナス1.3%であったところ、マイナス幅は鈍化しています。
今後の推移を見守りたいと思います。