ブラジルのリオデジャネイロで、大規模な麻薬密輸組織の強制捜査が行われました。
警察だけでなく治安部隊も出動し、1週間に亘り、スラム街で一種の治安法権の様相にあった麻薬密輸組織を取り締まり、約180人を拘束、数十人が死亡したようです。
装甲車も出動した今回の強制捜査は、テレビ映像では内戦のように見えました。
リオデジャネイロの人口の3分の1は、スラム街に住んでいると言われています。
今回の麻薬密輸組織に対する大規模な取締りは、2014年に開催予定のFIFAワールドカップ、2016年に開催予定の夏季オリンピックに向けた対応の一貫のようです。
今後の推移を見守りたいと思います。