11月16日(現地時間)、公表されたドイツの11月のZEW景気期待指数は、プラス1.8、前月比プラス9.0ポイントとなりました(出所:欧州経済研究所センター)。
事前の大方の市場予想では、前月に続きマイナス圏で推移するとみられていたところ、プラス圏に浮上したと言えます。
内訳をみると、
improve 前月比マイナス0.3ポイント
no change 同プラス9.6ポイント
get worse 同マイナス9.3ポイント
でした。
先行きへの悲観的な見方が後退した結果、期待指数が改善したように見えます。
EU域内ではソブリンリスクへの懸念が続いていますが、今回のZEW景気期待指数は、ドイツの経済は堅調に推移していく可能性を示唆したのかも知れません。
今後の推移を見守りたいと思います。