2010年11月24日水曜日

北朝鮮は、韓国の延坪島に砲撃

11月23日、午後2時35分ごろ、北朝鮮は、韓国の延坪島に砲撃し、韓国軍はこれに応戦しました。


米国は今回の北朝鮮の砲撃を強く非難しました。


フランスなど欧州諸国とロシアは砲撃を非難しています。


韓国ウォンは、一時1171ウォン/1USドル前後に下落しました。

韓国の主要株式指標であるKOSPI INDEXの終値は1928.94、前日比マイナス0.792%となりました。


砲撃があったのは、証券取引所の立会い終了時間の直前だったため、昨日の韓国証券取引所の取引への影響は軽微だったと推定します。


香港のハンセン指数の終値は22,896.14、前日比マイナス2.67%となりました。


アジアの株式市場への市場の見方は香港証券取引所に反映されたと推定します。


今回の砲撃により、市場は、アジアの株式市場や通貨に対し、慎重な姿勢に転じる可能性があると推定します。


今回の砲撃だけでなく、北朝鮮のウラン濃縮活動など北朝鮮情勢の行方が早期に決着するのかどうか、今後の推移が見守られるところかと思います。