11月10日(現地時間)、公表された米国の先週分(11月6日終了週)の新規失業保険週間申請件数(季節調整済)は43万5千件、前週比マイナス2万4千件となりました。
事前の大方の市場予想より低い水準(=改善)だったと言えます。
トレンドを示す4週間移動平均は44万6500件、前週比マイナス1万件となりました。
米国の失業率の先行指標である新規失業保険申請件数(4週間移動平均)は、今年の3月以来、久しぶりに45万件を下回りました。
これは好ましい動きと言えます。
米国の雇用状況は市場が考えているよりも改善しているようですが、まだ失業率が目に見えて改善するまでの力は不足しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。