11月1日(現地時間)、公表された米国の10月のISM製造業景気指数は56.9、前月差プラス2.5ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想ではマイナス予想だったところ、予想外のプラスになったと言えます。
今回の56.9という水準は、最近では5月の59.7に次ぐものです。
今年の4月以降、景気の分かれ目である50は上回っているものの、下降トレンドにあったISM製造業景気指数は、単月の動きながら、回復に向かう兆しを示したように見えます。
FOMC直前で公表された今回の結果は、路線変更まではないとしてもFRBの金融政策に影響するのかどうか、FOMCの今後の推移が見守られるところです。