11月7日(現地時間)、インドを訪問中の米国のオバマ大統領は、ムンバイの大学生と対話集会を行いました。
ここで、オバマ大統領は、米国とインドは2大民主主義国家として価値観を共有していると訴えるなどしました。
今回、オバマ大統領のインド訪問にあわせ米国からインドへの総額約100億ドルの輸出契約の表明があり、これによって、米国では5万4千人の雇用創出が見込めるとのことです。
今回のオバマ大統領のアジア4カ国歴訪は、輸出拡大による雇用確保に重点を置いており、まずは順調な滑り出しといった印象です。
一方で、大学生との対話集会では、米国はパキスタンを何故テロ国家と認定しないのかとの質問がでて、これに対し、オバマ大統領がパキスタンが不安定になればインドにとっても悪い影響があり、米国はパキスタンの安定に向けて努力していると理解を求める一幕もあったようです。
今後の推移を見守りたいと思います。