12月21日(現地時間)、イラクとイランの国境に位置する油田に侵入、占拠していたイラン軍が撤退し、一時高まっていた両国の国境紛争に関する危機は回避されたようです。
この油田は、ファッカ油田といい、イラクの首都バグダッドから約320キロにあります。
今回の侵入、占拠に際し、イラン軍は、イラン領土と主張していました。
イラクは、外資導入による経済発展策を進めていますが、このファッカ油田は、イラクが国際入札の対象としていました。
仮に、国境問題が激化すれば、イラクの外資導入政策に悪影響を及ぼしかねないところでした。
最近(12月20日、現地時間)、イラクのバグダッドで、日本の経済界の代表団がイラク側と投資や貿易促進を話し合いました。
この話し合いは、昨年7月に続く2回目で、商社、石油、プラントなどの企業関係者が参加しました。
今回の話し合いは、外務省によれば、2003年以降イラク国内で開催された二国間経済フォーラムとしては最大規模とのことであり、イラク経済に対する日本経済界の関心の高まりが示された格好です。
期待をこめて、今後の推移が見守られるところかと思います。