2009年4月1日水曜日

G20に不透明感

4月2日から開催されるG20に不透明感が出始めているようです。


日本の麻生太郎首相は、昨夜、政府専用機で羽田空港から出発しました。G20が開かれるロンドンには各国首脳が到着しはじめているようです。


海外メディアによれば、出発に際し、米国のオバマ大統領は、G20で世界経済の回復支援のために国際的に団結する強力なメッセージを発信する必要性を訴えたようです。


フランスのラガルド財務相は、海外メディアのインタビューに対し、G20で中身の無い合意にはサインしなくて良いとサルコジ大統領から言われていると述べました。


フランスの提案をG20各国が受け入れなければフランスはG20合意にサインしないという趣旨のようです。


従来、ラガルド財務相は、米国の提唱する景気刺激策の規模として数値目標を設定することには財政悪化を懸念し、これに反対を表明してきました。ただ、ラガルド財務相は、追加の財政出動に前向きなコメントを行ったとの報道も見受けられます。


最近、フランスでは、金融危機で公的資金による救済を受けたフランスの民間金融機関が、経営幹部や従業員にストックオプションやボーナスを与えていたことが相次ぎ発覚し、世論の猛反発を受けています。


また、G20労働相会合で議長国のイタリアはIMF(国際通貨基金)改革の一環として、雇用維持型の金融支援の実施を迫り、ドイツやフランスも同調のようです。


G20に対し、市場はそれほど大きな期待はかけていないように思いますが、仮に、G20各国の足並みが揃わなかったという印象でG20が終幕することになれば、マイナスの影響が懸念されるところ、今後の推移が見守られるところかと思います。