海外メディアによれば、過日(3月29日)、アフリカから欧州に向かう不法移民を乗せた複数の密航船の一部がリビア沖で沈没、300人以上が行方不明になったようです。
密航船はイタリアに向かっていたと見られています。
密航船の一部はリビアのトリポリに入港したようです。
この密航船には、アフリカ人、アラブ人など大人から子供まで約350人が乗っていたとのことです。
こうした不法移民は、世界で約2億人、出稼ぎ先からの送金金額は年間で約3300億ドルに達してるとの推計があります。
邦貨換算で約33兆円の規模に達するといわれる移住労働者の本国への送金による潜在的な経済開発効果は少なくないと見られます。
従来、不法移民を厳しく取り締まってきた国もあれば、安い労働力として黙認してきた国もあります。
昨年来の急速な景気後退で、こうした不法移民は失業の傾向を強め、本国に送還される流れにあるようです。
今回の景気後退は低所得層に特に厳しいものとなったと言えるのかも知れません。
不法移民の本国とも言える国々の経済、社会、政治情勢の行方が気にかかるところです。今後の推移が見守られるところかと思います。