4月15日(現地時間)、FRB(米連邦準備理事会)が発表した3月の鉱工業生産(季節調整値)は、マイナス1.5%となりました。
事前の大方の市場予想よりマイナス幅は大きかったと言えます。
マイナスは6カ月連続となりました。
耐久消費財はマイナス2.4%となりました。
前月はマイナス1.2%でした。
4月2日(現地時間)に米国商務省より公表された2月の米耐久財受注は、プラス3.5%と、前月のマイナス7.8%からプラスに転じました。
一般に、米国鉱工業生産指数は、米国景気の一致指数と考えられるところ、景気後退は市場が考えるよりも厳しい状況が続いており、消費者は財布のヒモを引き締めているように見えます。
しかし、先行指標である耐久財受注が単月ながらプラスになったところからすると、底打ちの兆しを示しているように見えます。
同日公表されたFRBのベージュブック(地区連銀経済報告)は、経済が3月から4月初旬にかけて軟調に推移したものの、経済減速ペースは鈍化しており、景気後退が終わりに近づいている可能性を示す兆しが散在的に見られるとしました。
12地区中5地区が経済減速ペースの鈍化を報告しました。
今後の推移を見守りたいと思います。