1月13日(現地時間)、ECB(欧州中央銀行)は政策金利の据え置きを発表しました。
トリシェECB総裁は定例記者会見で、
・向こう数カ月間でコモディティ価格の動向を背景に、一時的にインフレは上昇する可能性がある。
・中期的にはインフレ圧力は引き続き抑制されている。
・各国は財政の是正に全力を尽くす必要がある。
などと発言しました。
今回の発言を受け、ECBによる政策金利引き上げ可能性を示唆したとしてユーロ高の動きがあったようですが、市場では、当面、ECBが利上げに踏み切る可能性は低いとの見方が多数を占めるようです。
今後の推移を見守りたいと思います。