1月13日(現地時間)、公表された米国の先週分(1月8日終了週)の新規失業保険週間申請件数(季節調整済み)は44万5千件、前週比プラス3万5千件となりました。
事前の大方の市場予想がマイナス予想(=改善)だったところ、予想に反してプラス(=悪化)になったと言えます。
トレンドを示す4週間移動平均は41万6500件、前週比プラス5500件となりました。
改善に向かう兆しを示していた米国の雇用環境は、昨年の改善に向かう前の水準に戻ったとの印象です。
今回の結果のみからすると、当面、米国の失業率は横ばいで推移する可能性を示唆しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。