1月3日(現地時間)、公表された米国の12月のISM製造業景況指数は57.0、前月比プラス0.4ポイントとなりました。
ISM製造業景況指数は、2010年4月以降の下降トレンドから脱け出しつつあります。
構成要素の内、今回のプラスに大きく貢献したのは、新規受注の前月比プラス4.3ポイント、生産の同プラス5.7ポイントでした。
今回の結果は、先行きの米国の製造業の加速を示唆したという点で好ましいと言えますが、他方、米国の金融政策、国債買い入れによる量的緩和、の行方は不透明さを増したと言え、悩ましい結果と言えます。
今後の推移を見守りたいと思います。