2011年1月12日水曜日

ユーロ圏の11月の失業率

1月7日(現地時間)、公表されたユーロ圏の11月の失業率(16カ国)は10.1%、前月(10月)と変わらずとなりました。


一昨年11月は9.9%で、9月まで10.0%で推移していたところ、10月に0.1%悪化していました。


スペインは20.6%(変わらず)、スロバキアが14.5%(変わらず)、アイルランドが13.9%(変わらず)と高い失業率を示した一方、ドイツは6.7%(変わらず)などと域内格差が大きい状況が続いています。


ドイツは一昨年11月の失業率は7.5%であり、ドイツの雇用情勢は改善が続いているようです。


対して、例えば、スペインは一昨年11月の失業率は19.0%と、スペインの雇用情勢は悪化が続いているようです。


雇用情勢の域内格差は拡大傾向にあるようです。


今後の推移が見守られるところかと思います。