1月28日、公表された日本の1月の消費者物価指数(東京都区部、中旬速報値、生鮮食品を除く総合、2005年=100)は98.3、前年比マイナス0.2%となりました。
前年比マイナス幅は、2010年4月(前年比マイナス1.9%)以降、マイナス幅は縮小傾向にあります。
需給ギャップのマイナス幅が縮小傾向にあることを反映した動きと言えます。
エコカー減税、エコポイント制度の改正など政策的な需要喚起が縮小していることからすると、今後も消費者物価指数の前年比マイナス幅が縮小にむかうかどうかは、景気回復による需要拡大の動向が、重要な要因の一つになると言えます。
また、商品市況の高騰は、物価のプラス要因として働くところ、今年は前年比でプラスに転じる月があるのかも知れません。
今後の推移を見守りたいと思います。